「誰も入ってこないから」そう言いながら先生は私に猿轡をかませる。
そして放課後の儀式が始まる。

私は逃げたりしないのに、後ろ手に拘束される。
胸を露わにされ揉みしだかれ、ショーツがしっとり湿ってくると、どうやってそれを知るのか、脱がされて太い指でぬるりぬるり、くちゅくちゅと私の女の部分は弄り回される。
毒々しい真っ赤なバイブを受け入れるのは、痛いし苦しい。でも声は出せない…それでも私が耐えて全部を飲み込むと、先生は満足げな顔でそれを縄で固定し、スイッチを入れる。
最初は微弱な振動…次第にそれが強められると、度重なる高揚に私の漏らす声がみっともないくらいケモノじみて、涎すら垂れてくる。

最初はびっくりしたし、拘束が怖かった。
でも…自分で何もできないのに敏感な部分をどんどん責められ、絶頂に無理矢理何度も導かれ、そうしているうちに私は開発されていき…感じる快感は日に日に大きいものになっていった。
学校でこんなことをしているという背徳感も、絶妙のエッセンスとなり私をより狂わせた。
何度達しても、おもちゃはその動きを止めることはない…床に転がされ、より高みへとのぼりつめていく私を、先生は見下ろして満足げに微笑む。
おもちゃで責められる私は、彼のおもちゃ…。

弄られたいかのようにぷっくりと赤く腫れた豆も、隆起した乳首も、先生は軽く摘まみあげたり、時には刷毛で柔らかく焦らして…そんな小さな刺激も、何倍にも増幅されて私の体の芯を痺れさせる。
何度も身体は痙攣して、私はもう何も考えられなくなって、ひくひくとおしっこをもらして失神してしまうまで、「儀式」は続けられる…。

まだ先生とセックスをしたことは一回もない。
でもこんなに、私は彼好みに開発された身体で先生を待ち焦がれている…。

「お前はもう、僕から逃げられないよ」
…本当に、そうだと思う…。
(2010/6)