■2012年03月11日(日)13:56
あって嬉しかった物
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大地震から一年ですねー、ということで、微力ながら「経験を伝える」という意味で家にあって嬉しかった物、かなり役に立ったものをリストアップしてみる。 大人だけの家庭で、津波なしただし山崩れ地域で、土台が割れた家でライフライン完全復旧までに全員ほぼ自宅待機の状況下で。
・器具 石油ストーブ、カセットコンロ ・食品 チンするご飯、チョコレート、水ペットボトル、缶詰おかず、乾パン類 ・食事関連 ラップ (皿にかけて使う) ・いわゆる防災用品 懐中電灯、電池式ラジオ、電池、水タンク、ろうそくなるべく太いの、(電池式携帯充電器)(ガソリン携行缶) ・便利物 軍手、ウェットティッシュ、とにかく重ね着、寝袋などアウトドアもの、風呂の残り湯、ひまつぶしの本類、風邪薬や頭痛薬 ・電気+webがつながったら やはり情報端末(PC,携帯等)
…こんなところか。括弧がきは、家になかったけどあったらよかったかなーというものです。
一番苦労したのは、うちは水でした。うちの地区は最後のほうまで水道出なかったのもあるけど、日常でこんなに水って必要なのか!と思い知らされました^^; だから、飲料水はほんとに必須な気がします。食料も、備蓄はなるべく水を使わないで食べられるものが安心かも。チンするご飯は、中身を鍋に少量の水と入れて火にかけて、そこでおかゆ状にすれば、かさも少し増えて全部食べられますので便利でした。 トイレは水洗のところが多いと思いますが、形式によってものすごく一回に水を使うものもあるので、なるべく水を使わないで済むように考える…(具体的にはいわないが)。風呂の残り湯と、それがなくなったら雪解け水、雨水をためて使っていました。 中盤からほんとに、飲み水は給水車やすでに水道の復旧した地区の知り合いからいただいたもの頼みでした。タンクも重要っす、コックつきのが便利。
携帯ですが、うちでは全員結構内蔵電池は充電されていましたが、何しろ基地局が動いていないので^^; ちうわけでたまに電源入れて、「圏外」っていうの確認してまたため息ついて切る感じ。(基地局からの電波が微弱とか出ていない状態だと、端末のほうで探すのにすごい電気を食う) それで電気が復旧したのはたまたま結構早目のほうだったので、そしてその時に同時に基地局にも電気が行ったみたいだったので、ぎりぎり残ってた電池で受信できたという感じです。
あと、書きませんでしたが地震保険にはほんとに入っていてよかったと思いました。 伊達の国では、30年ほど前にも大きな地震があったり、中規模の地震が何年かおきで頻発していて、「近い将来に高い確率で必ず大地震が来る」ということで地震保険も掛け金高くても割とみんな入ってました。
うん、こんなかんじです。 | | |