「じゃあ、少しはしたことあるんだな」
 ハアハアしている私がこくんとうなずくと、お兄さんは満足げにニヤッと微笑んだ。
「ほら、かわいいクリがこんな真っ赤っかになっちゃったぞ…触るたびにいやらしくピクピクしてる。真悠ちゃんは一人でいやらしい事しても、いつもここまではならないだろ?
お兄さんが教えてあげるから、こういうおもちゃでオナニーできるようになりなさい」
 楽しそうにそういいながら、お兄さんはまだモーターで回転するおもちゃをク○トリスとその周りをマッサージするように当てたまま、ぐちゅぐちゅと音を立てて私の割れ目に指を出し入れする。
 割れ目から、おしっこじゃないヌルヌルが、シーツにこぼれるくらいに、後から後から出てくる…。ふとももにたれているその液を、ジュルッとお兄さんの熱い舌がなめとった。
 泣きそうに恥ずかしいのに…恥ずかしいことが、またぞわぞわを加速させる。もう、おかしくなるよね…私おかしい、こんなの…。
「濡れてるのわかるか?こんなに音させて…。
真悠ちゃんがスケベな子だからね…このトロトロのやらしいお汁がたくさん出るんだよ」
 そしてまた、その音をわざと聞かせるように太い指を奥まで押し込んで、曲げて…ジュップ、ジュップ。中のいろんなところが、コツコツノックされたり、執拗に擦られたり。
 もちろんそんな事は自分でもした事がないので、しかもこんな格好で見られながらなんて恥ずかしすぎる…。ごつごつしたお兄さんの指が奔放に動くので、本当に男の人のあれが入れられてるみたいな気までして、もう…もう…。
「あん、やぁ…お兄さん、ひぅうっ、おかしくなっちゃう…よっ…ふあぁぁあんっ」
 前にこっそり見たえっちな動画みたいな声。それを自分が出してる…なんて…。
「中がもうこんなにヒクヒク締め付けてるな、エッチな事一人でしてるだけのことはあるねぇ。
…指じゃなくて、太いチ○ポだったら、真悠ちゃんのここどうなるのかな…?」
 お兄さんは私に糸を引いてテラテラ光る指を見せて。私は、その言葉に思わずごくりと喉が鳴った。
 怖いのは確かで、そのはずなのにでも、この新しく知った刺激に私はもう完全に支配されていた。