「真悠ちゃん、今のが『イく』って事なのはわかったかい…まだ多分、ほんの軽いものだと思うけどな」
 体全体がまだびくびくとして、あそこの中もまだ痙攣っていうのだろうか、自分の意志じゃなく動いてる…頭はぼぉっとなって。
 でも、まだ与え続けられる強烈な刺激。お兄さんは止める様子がない、気持ちいいところばかりをグリグリとおもちゃで責めてくる。
「口の端からヨダレまで落ちて、どれほど気持ちよかったんだい?
このままじゃ、今日のうちにも失神しちゃうかもしれないな」
「あの、あのっ、もうスイッチ…っ」
 ホントに、もう今は、自分が本能だけの動物でしかなくて、しかも体が勝手に快感をむさぼってる…。
「わたしきもちっ、よす…ぎて、あ、っふ…こわれちゃう…」
「まだだめだ。
…真悠ちゃんは、逃げようとするようないけない子だから、俺からもう離れられなくなるように、しっかり躾けておかなきゃなあ?」
「…!」
 お兄さんはいつの間に手にしていたのか、私のケータイを目の前に突きつけた。これって、さっきレストランで一緒にいるときに来た、莉沙からのメール…。
「『ゃばすなら即逃げだょね(*δω<)-☆』なんて、こんな子供のころから犯罪集団になっちまうのかね。
 実際、紹介してくれたツレも財布持ち逃げとかされてるらしいぜ、君らの仲間に」
「仲間じゃない…もん…」
 自分が、浅はかだった。でも、私にはそれしか言えることはなくて、そして、冷たいお兄さんの視線に、これから自分がどうなるのか怖くて。
 でも。
「私っ…、ごめんなさい…ごめんなさいぃっ」
 この、私の体を支配している、今まで知らなかったものすごい快楽を握っているお兄さんは。
 つまりもう結局私を、こうして支配している。
「素直だな、…真悠ちゃんは。
 でもそんなに、お○んこの快楽がほしいスケベな子なのかい?がっちり拘束されて動けない所をローターいくつも付けていじめられてるのに、こんなにがくがく痙攣して、トロ顔でお尻の穴までヒクヒクさせて。
 俺は、こんな可愛い子に当たって」
 お兄さんは、両方のおもちゃの振動をさらに数段激しくした。私のなかで暴れるものが凶暴さを増して、神経をぞりぞりとなめまわす。
「良かったと思ってるよ」
「ひあぁ…ああっ!!」